研究内容
本研究室では、重度肢体不自由児のためのコミュニケーション獲得を目的とした文字学習eラーニングシステムの開発や、算数学習に困難を抱える児童のためのタイルを用いた支援ソフトの開発などを行っています。
研究成果
- 重度肢体不自由児のための学習支援ソフト
(重度肢体不自由児のコミュニケーション発達支援システム) - 重度肢体不自由児のためのパワーポイント教材【工事中】
- 重度肢体不自由児・者のための導入用VOCAアプリ(Android版)
- 算数学習支援Webアプリ(ALIS)
- ゆび文字学習支援ソフト
重度肢体不自由児が意思伝達装置/VOCAを使用したコミュニケーションを獲得することを支援するシステムを研究・構築しています。学習コンテンツとしては、スイッチ操作を習得するための「クリック教材ソフト」「スイッチ操作獲得ソフト」、文字を習得するための「文字学習ソフト」を用意しています。ユーザ登録することにより、学習記録、個別の学習プログラム設定が可能です。
重度肢体不自由児の学習活動のひとつとして、パソコンを少数のスイッチで操作する学習活動が行われています。スイッチ教材ソフトの作成にはプログラミングの知識が必要になりますが、本研究室ではMicrosoft社のPowerPointでの開発を進めております。
定型句と50音文字版を備えた簡易意思伝達装置(VOCA)です。ALS患者などの意思伝達装置導入の際の説明・試用のため、SMA Ⅰ型児などの前言語期のコミュニケーション発達支援などを目的に開発しました。
算数学習に困難を抱える児童のための、タイルを用いた学習支援Webアプリケーションです。
ゆび文字とは、手の形を文字に対応させた視覚言語の一つです。手話単語にない単語は指文字を使って一字一字ずつ表現します。