アプリ原案者からのコメント

一列にならんだ3つの数字と「?」それらのならびかたを見て「だんだん大きくなっている」のか「だんだん小さくなっている」のかを考える。
  次に、増減は「1ずつ」なのか「2ずつ」なのか「5ずつ」なのかを考える。
  これらをイメージできる力のことを「数系列の感覚」とよびます。
  学校ではあまりしっかりと教えてもらえないこの感覚は実はとても大切なのです。「時計の針をよむ」「ものさしやグラフの目盛りをよむ」「かけざんの九九の理解」などいろいろな場面で使いこなす必要がある感覚で、この感覚が身についていないと2年生くらいの学習から急につまづくことになってしまいます。
「いくつがはいる?」は、ゲーム感覚で、楽しみながら「数系列の感覚」を身につけられる教材です。少し応用的な力なので、10までの計算ができるようになったくらいの子どもから試してみてください。また、なかなかイメージできるようにならない子がいた場合の指導の工夫をブログ「なんとなくわかる授業研究所-数列車-」で紹介していますので、そちらも参考にしてください。

坪郷正徳 小学校教員(大阪) 仮説実験授業研究会会員


※本アプリを制作するにあたり、多くの先行研究を参考にしています→【参考にした先行研究】

< コンテンツ一覧に戻る