【報告】第３回　楽暮プロジェクト・イベント

初めて街中の会場（エル・パーク仙台）でのイベント開催でした．坂爪先生に は，20年以上にわたるパソコンを使ったコミュニケーション支援のボランティ ア活動と神経難病患者への支援のポイントや実践を紹介していただきました． 川住先生には，重複障害等のため重度の発達障害のあるお子さんとコミュニ ケーションを取るための働きかけや受け取り方などのポイントを，実践映像を 通じて分かりやすく紹介していただきました．機器展示では，50インチの大型 プラズマディスプレイを持ち込んで頂くなど，最新のe-AT製品を展示していた だきました．半日という限られた時間内でしたが，参加者相互の情報交換もで き，参加者のみなさんと充実した時間を過ごせました．（HT)

【日時】

平成18年9月3日（日）13時00分〜16時30分（開場12:30）

【場所】

エル・パーク仙台　セミナーホール1+2（141ビル５階）
（所在地:仙台市青葉区一番町4丁目11-1）

【参加者数】

一般：約60名，講師・展示・スタッフ：15名

【内容】

講演1：「重度身障者へのコミュニケーション支援」

坂爪　新一氏 （宮城県神経難病医療連絡協議会／ コムイネーブル）

機器紹介：障害児療育支援ソフト「たっちゃんのコネク島」の紹介

レインボープロジェクト（（(株)キャドセンター　福山春夫氏）

展示紹介

活動紹介

• 仙台市障害者バーチャル工房事業「せんだい庵」/NPO法人仙台アビリティネットワーク（木島氏）
• 宮城県リハビリテーション支援センター（漆山氏）
• 宮城UPプログラム/NPO法人ビートスイッチ（沼田氏）
• 仙台ITサポートネットワーク（佐野氏）
• みやぎ発達障害サポートネット（伊藤氏）

参加者自己紹介

時間不足で３業種にわけての顔合わせのみ

講演2：「コミュニケーションの手がかりを探る」

川住　隆一氏（教授，東北大学大学院教育研究科）

【展示】（☆は委託展示）

• キキルーム ：パソコン入力支援装置，環境制御装置等の展示
• ☆(有)ストラトゲイト ：「かおマウス」等の展示
• ☆「できマウス。」プロジェクト ：スイッチインターフェース等の展示
• パシフィックサプライ(株)： コミュニケーションエイド各種の展示
• 宮城UPプログラム/NPO法人ビートスイッチ ：パソコンの入力補助装置等の展示
• 明電ソフトウエア(株) ：ハートアシスト等の展示
• 楽暮プロジェクト ：自作スイッチ，改造おもちゃ等の展示
• レインボープロジェクト： 「たっちゃんのコネク島」の展示

【会場の様子】